高速道路料金の引き下げ

昨日から一部区間で始まった高速道路料金の引き下げ。
関連報道で気になったのが以下の記事。
元記事はここ。

記事の前半は海ほたるの混雑振りを記述。これは値下げ効果も
あるのだろうと思われる。しかし記事の後半部分は納得いかん。

「鴨川市の鴨川シーワールドはこの日から、ＥＴＣカード持参者の
入園料金を１割引きとした。20日の入園者は昨年の「春分の日」の
2.3倍、約7,000人に達したという。」

一見すると値下げ効果があったように思うのだが、
・昨年の春分の日は木曜日で今年は連休である。単なる祝日と
　連休初日の祝日では人出に差が出るのではないか？
・気象庁のHPで鴨川の天気を較べてみた。
　2008年3月20日
　平均気温9.5℃　降水量　28mm　日照時間　0時間　　
　2009年3月20日
　平均気温13.9℃　降水量11mm　日照時間2.5時間
　昨年の方が天気が悪い。天候も左右しているのでは？
・ETCカード持参者の入園料を割引しているのは記事から
　分かるが、ETCカード持参者の入園者数が分からないし
　そもそもETCカードを持参してもアクアラインを利用したかは
　分からない。

様々な要素があるので入場者増加＝ETC効果とは
必ずしもいえないと思いますが、何も考えず記事だけ読むと
「高速道路の料金値下げで地域経済も活性化した」と
思えてしまうのがなんかヤだ。

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